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浦和、湘南下して第2S初の2連勝!! 槙野の先制弾を守り抜く

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[8.16 第2ステージ第7節 浦和 1-0 湘南 埼玉]

 J1は16日、第2ステージ第7節を行い、埼玉スタジアムでは浦和レッズ湘南ベルマーレが対戦し、浦和が1-0の完封勝利を収めた。

 ホームの浦和は12日に行われた第6節新潟戦から先発2人を入れ替え、FW興梠慎三とMF武藤雄樹がスターティングメンバーに名を連ねた。一方の湘南は前節清水戦からDF島村毅に代えてDF三竿雄斗を先発起用して、この一戦に臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 最初にシュートチャンスを作ったのはアウェーの湘南だった。前半4分、MF柏木陽介のパスミスをFW菊地俊介が奪うと、最後はMF菊池大介がミドルレンジから狙ったがシュートは枠を捉え切れなかった。対する浦和は同11分、柏木のFKからMF阿部勇樹がヘディングシュートを放つもボールはゴール右に外れてしまう。

 前半13分に湘南は菊地のパスからPA内に進入したFW大槻周平のシュートが枠を捉えるも、これはGK西川周作に弾き出された。その後は一進一退の攻防が続き、両チームともになかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続いた。前半43分には三竿が蹴り出したCKを菊地がダイビングヘッドで合わせるも、ゴールポストを叩いて先制点を奪うには至らなかった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、後半3分、菊地のスルーパスから抜け出したFW高山薫が決定機を迎えるがシュートは西川にセーブされ、さらに同12分にはゴール前で得たFKをMF永木亮太が直接狙ったもののボールはゴール右へと外れた。すると、同14分、右サイドのMF関根貴大が送ったグラウンダーのクロスをDF槙野智章が右足で蹴り込んで浦和が先制に成功する。

 1点を先行された湘南は後半19分、MF古林将太に代えてFW藤田祥史を投入して流れを引き寄せようと試みる。しかし、同20分に浦和が好機を創出する。高山からボールを奪った武藤のスルーパスに反応した興梠がボールを運び、GK秋元陽太との1対1を迎えるが、シュートは秋元に阻まれて追加点を奪うには至らなかった。

 湘南は後半31分にMF山田直輝とMF可児壮隆を同時投入して、状況を打開しようとする。しかし、最後までゴールを狙ったものの浦和守備を崩し切れず、1-0のまま逃げ切った浦和が第2ステージ初となる2連勝を飾った。

(取材・文 折戸岳彦)
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