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鳥栖がルーキー鎌田弾含む3発で6戦ぶり白星…山形は最下位転落

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[8.16 J1第2ステージ第7節 山形1-3鳥栖 NDスタ]

 敵地に乗り込んだサガン鳥栖モンテディオ山形に3-1で勝利し、6試合ぶりの白星を挙げた。一方の山形は13試合白星なし(6分7敗)となり、年間順位で最下位に転落した。

 試合は鳥栖が先制する。前半11分、自陣からMF金民友のフィードで左サイドを抜け出したMF早坂良太がPA左からゴール前に走り込んだMF鎌田大地へ。鎌田がワンフェイクでタイミングをずらし右足シュートをゴール左に突き刺した。同33分には、カウンターから早坂のパスを受けた鎌田がトップスピードのまま右足を振り抜く。これは枠をとらえきれなかったが、今季3点目を挙げた高卒ルーキーが鳥栖の攻撃を力強く引っ張る。

 しかし、山形も食らいついた。後半12分、DF石川竜也の左CKをMFアルセウが頭で合わせ、試合を振り出しに戻す。同17分には、移籍後初先発となったFW高崎寛之がMFディエゴの右クロスをヘッドで合わせるも逆転ゴールとはならなかった。

 同点とされた鳥栖は、FW豊田陽平投入などで徐々に流れを引き戻すと、後半20分に再び勝ち越しに成功する。鎌田のパスを受けたMF藤田直之がスルーパス。これをPA左で受けたMF水沼宏太が左足シュートを決めて、2-1。同38分にもカウンターからMF白星東がドリブルで攻め上がり、PA手前から自ら右シュートを叩き込み、試合を決めた。

 鳥栖は、山形のMFロメロ・フランクやディエゴの決定的なシュートをGK林彰洋が好セーブ。失点を1に抑え、3-1で勝利した。試合後、勝ち越しゴールを挙げた水沼は、「なかなか勝てていなかったので、下に引きづりこまれそうだった。とりあえず自分たちは下には負けられない。上に食らいついていきたい。(今後も)相手に走り勝って、勝ち点3を積み重ねていきたい」と意気込んだ。

●[J1]第2ステージ第7節 スコア速報

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