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[MOM1450]各務原FW和田遼馬(3年)_ゴール、チャンスメークで来年度のシード出場権もたらした攻撃の要

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.15 ミズノカップU-18IN熊本9~16位決定戦1回戦 各務原高 2-0 鳴門高 熊本県民総合運動公園スポーツ広場]

「彼はゲームキャプテンとして、攻撃の要として期待している」と各務原高・梅野剛監督が期待を口にするFW和田遼馬が、来年度のミズノカップU-18 IN熊本シード出場権獲得に大きく貢献した。

 前線での仕掛け、左右両足からのシュートで存在感を放つFWは前半終了間際に中央からのスルーパスで決定機を演出し、1人かわしてからの左足シュートで鳴門高ゴールを脅かした。そして後半にはカウンターでの1対1から仕掛けて右足でゴール。「攻撃ではクロスを上げてアシストしたりするのが自分の仕事だと思う。その中で得点することもできたし、運動量で負けたらいけないと思っている」というFWの活躍によって、各務原は2-0で勝って来年度大会のシード出場権を獲得し、和田はマン・オブ・ザ・マッチに指名された。

 キープ力と周りを活かすプレーに自信を持っている和田だが、「守備のところで球際のところで弱さがある」という課題を持っている。その中で初戦で対戦し、今大会で優勝した九州国際大付高は理想のチームだという。「判断も、フィジカルの部分も九国には絶対に負けていたと思う。自分たちが目指すところはそういうところ。真似していきたいですね」。

 ゲーム主将は選手権予選を勝ち切るため、最後勝敗を分ける部分を「個人のスキル。最後は1対1のところでいかないと、勝ち切ることはできない」と力を込める。混戦が予想される岐阜予選でその差を生み出してチームを全国へ導く。
 
(取材・文 吉田太郎)
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