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[MOM1457]浦和東FW境田悠史(3年)_DFの嫌がるプレーを!小さなFWがゴールへ向かう動き繰り返す

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.18 UAチャレンジカップ予選リーグ第3節 浦和東高 3-1 宮崎日大高 J-GREEN堺]

「後ろに下げたら相手も守備を立て直せると思った。相手が一番怖いのはゴールに向かってくるプレーだと思っていたので前、前へと行って仕掛けていけば点に繋がると。ドリブルは得意なので、引き寄せればみんな空いてくるし、そこでパスを出せば決定的な仕事ができると思って仕掛けていきました」。ボールが入れば、ほとんどのシーンで前を向いて強気の勝負。一度DFに背を向けるような仕草を見せても、次の瞬間、急加速してDFの間へ割って入っていく。2得点を挙げたFW菅貴彰や守備陣の奮闘もあって逆転勝ちした浦和東高だが、その気迫の突破でチームを引っ張ったFW境田悠史の存在が大きかった。

 ボールを受けると、一人で相手の守備網を破って敵陣までボールを運ぶことを繰り返していた境田は守備面でも奮闘。「前からディフェンスして行けば、DF陣もパスコース読んでインターセプトできると思ったので、パスコースを切りながら前からプレスに行くことを菅と話していました」。奪われたボールを奪い返しに行った際、「行き過ぎて」しまってファウルしてしまう場面がまだあり、その点については鈴木豊監督も「ぐっと止まれるような選手になればまた嫌な選手になる。行くし、止まるし、というところ。(身体が小さく)FWらしくないFWなので、あそこで生きるために」とより考えなが、相手の嫌がる守備をすることを求める。課題もあった境田だが、秘めた闘争心を前面に出して攻守でよく戦っていた。

 全国大会出場まであと1勝のところで敗れた総体予選から、ボールのない時の動きを磨いてきた。「インターハイからオフの動きを意識してきました。オフが良ければフリーで受けてドリブルできる。オフの動きは相手も嫌がっていたと思う」。突破力を活かすために、よりいい形でボールを受けることができるようになってより、怖いFWになってきている。

 チームは1位リーグへ進出。大会最終日の19日に2試合をいい形で勝利して、大阪遠征を締めくくる。境田は「(アンダーアーマーチャレンジカップには)夏の集大成ということで来ました。個人的には得点取りたかったんですけど、優秀選手狙っていきたいです。自分がチームを勝たせるくらいの勢いでやっていきたいです」。小柄な背番号9が最終日も大きな存在感を放ってチームを勝たせるようなプレーをする。

(取材・文 吉田太郎)
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