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チェルシー行き決断のペドロ、モウリーニョ&セスクが直接説得

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 マンチェスター・ユナイテッド行きが目前に迫っていたバルセロナFWペドロ・ロドリゲスだが、チェルシーへの移籍が決定的となった。現地時間20日にもメディカルチェックを受けるという。ペドロがチェルシー入りを決断した裏には、ジョゼ・モウリーニョ監督とMFセスク・ファブレガスによる説得があったようだ。英『ミラー』が報じた。

 同紙によると、ペドロとチェルシーは移籍金2130万ポンド(約41億円)の4年契約を結んだとみられる。ペドロ獲得にあたっては、0-3で敗れたマンチェスター・シティ戦後にジョゼ・モウリーニョ監督が直接話し合いを行ったほか、バルセロナとスペイン代表の元チームメイトでもあるMFセスク・ファブレガスがともに説得にあたったようだ。

 また、ユナイテッド行きを辞めた背景にはルイス・ファン・ハール監督への“不信感”があったという。なかでもGKビクトル・バルデスがセカンドチームへ追放されたことは、ペドロにとって衝撃だった。ともにスペイン代表だったペドロとバルデスは、バルセロナでもともにプレーし、長きに渡っての友人だ。その友人がU-23チームでのプレーを拒否したという理由で一方的に“追放”されたことは、不信感を募らせる十分な要因だったとみられる。

 さらにファン・ハール監督の指導方針に疑問を抱くなか、移籍も取りざたされるGKダビド・デ・ヘアに対する扱いも「機械的」だったことから移籍を取りやめたという。ペドロは現地時間20日にメディカルチェックを行う見込みだ。

●2015-16シーズン欧州移籍情報

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