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[EL]右SBで先発の吉田が同点PK演出も…サウサンプトンはホームでドロー

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[8.20 ELプレーオフ第1戦 サウサンプトン1-1ミッティラン]

 ヨーロッパリーグ(EL)は20日、欧州各地でプレーオフ第1戦を行った。DF吉田麻也の所属するサウサンプトン(イングランド)はホームでミッティラン(デンマーク)と対戦し、1-1で引き分けた。吉田は右サイドバックで先発フル出場している。

 サウサンプトンは積極的な入りを見せる。前半6分、浮き球パスに抜け出したFWジェイ・ロドリゲスが右足シュート。その1分後にはスルーパスからMFサディオ・マネが左足シュートも枠を外れる。同26分にはマネのパスからMFオリオル・ロメウが左足で狙ったがわずかにゴール上に外れた。

 前半はそのままスコアレスで終わるかと思われたが前半45分、ミッティランが先制に成功する。左クロスは相手DFにカットされたが、こぼれ球を拾ったMFティム・スパルフが左足ミドルを決め、1-0で前半を折り返した。

 反撃に出るサウサンプトンは後半3分、FWグラツィアーノ・ペッレのシュートで獲得した左CKからDFスティーブン・コーカーがヘッドを決めるが、ファウルを取られてノーゴール。それでも同10分、右SB吉田が上げたクロスをペッレが胸で落とし、MFジェームス・ワード・プラウズが倒されてPKを獲得。これをJ・ロドリゲスがしっかり決めて、同点とした。

 さらに攻勢を強めるサウサンプトンは後半20分、FKからコーカーがヘッドも相手GKに右手一本で弾き出される。同38分にはプラウズがゴール正面からのFKを直接狙うもわずかにゴール右へ外れる。終了間際のアディショナルタイムには左クロスから攻め上がっていた吉田がヘッドで合わせるもわずかに右へそれていった。

 試合はそのまま1-1で終了。サウサンプトンはホームでアウェーゴールを許し、引き分けに終わってしまった。なお、第2戦は27日にミッティランのホームで行われる。

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