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大逆転のドルトムント「ひどい映画のよう」「クレイジーな試合」

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[8.20 ELプレーオフ第1戦 オッド3-4ドルトムント]

 ヨーロッパリーグ(EL)は20日、各地でプレーオフ第1戦を行い、MF香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)は敵地でオッド(ノルウェー)と対戦し、4-3の逆転勝利をおさめた。

 試合開始15秒で失点するなど前半22分までに3失点。DFマッツ・フンメルスはクラブの公式サイトで「最初はひどい映画のようだった。あんなパフォーマンスで試合に入ってはならない。立ち上がりは悪夢だったよ」と、試合を振り返った。

「でも、そこから一丸となって巻き返した。0-3になっても勝てると信じていた」。前半34分に1点を返すと、後半2分に香川の今季公式戦初ゴールで1点差に詰め寄った。「幸運にも後半立ち上がりに2-3とすることができた」。その後は一気にたたみかけ、後半31分に同点、同39分にはついに4-3と逆転した。

 DFマティアス・ギンターは「クレイジーな試合だった」と率直に語った。「でも僕らは立て直し、第2戦に向けて良い位置にいる」。この日は計4度、クロスバーやポストに阻まれるなど、数多くの決定機をつくり続けた。フンメルスは「最後は5点目、6点目が取れなかったことに苛立ったよ」と冗談交じりに語り、「自分たちの力で勝ち取った大きな勝利だ」と胸を張った。

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