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森崎和が約3年ぶりのゴール、広島が連敗を2で止める

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[8.22 J1第2ステージ第8節 新潟0-2広島 デンカS]

 サンフレッチェ広島はアウェーでアルビレックス新潟を2-0で下し、3試合ぶりの白星を挙げた。5連勝後の2連敗で第2ステージ、年間順位ともに2位に後退した広島だが、連敗を2で止め、第2ステージは首位・鹿島を勝ち点1差、年間順位では首位・浦和を勝ち点3差で追っている。

 前半はホームの新潟がリズムよく試合を進めた。試合開始早々の1分、MF山本康裕が右サイドを深くえぐり、クロスにMF加藤大が頭で合わせたが、ゴール上へ。同20分の加藤のミドルシュートもGKの好セーブに阻まれた。前半38分にはスルーパスにFW山崎亮平が抜け出し、決定機を迎えたが、シュートは枠を捉え切れず、前半はスコアレスで折り返した。

 後半の立ち上がりも新潟ペースが続いたが、広島はGK林卓人を中心に守備陣が体を張って我慢する。すると後半15分、サイドチェンジから右サイドのMFミキッチが頭で落とし、オーバーラップしてきたDF塩谷司がドリブルを開始。FW浅野拓磨とのワンツーで中に切れ込み、豪快な左足ミドル叩き込んだ。

「チャンスがあれば上がって、ゴールにつながるようなプレーをしようと思っていた。(浅野)拓磨といいタイミングでワンツーができて、(シュートは)ほぼまぐれですけど、ゴールに入ってよかった」

 試合後のインタビューでそう先制点の場面を振り返った塩谷は、2得点を決めた5月23日のやはり新潟戦(4-2)以来となるゴール。その後も新潟の反撃に粘り強く耐え、後半40分にPA内でMFドウグラスのパスを受けたMF森崎和幸が鋭い切り返しから左足でゴールネットを揺らした。今季初ゴールとなった森崎の得点は12年10月27日のG大阪戦(1-1)、3シーズンぶり。これがダメ押しゴールとなり、広島が2連敗の嫌な流れを食い止めた。

[J1]第2ステージ第8節2日目 スコア速報

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