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武藤、ブンデス初先発も2度の決定機生かせず初ゴールはお預け

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[8.23 ブンデスリーガ第2節 ボルシアMG1-2マインツ]

 ブンデスリーガは23日、第2節3日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツは敵地でボルシアMGと対戦し、2-1で競り勝った。武藤は1トップでブンデスリーガ初先発。終盤に2度の決定機を迎えたが、初ゴールは決められず、後半アディショナルタイムに交代した。

 センターフォワードの位置でドイツ移籍後初先発となった武藤。積極的に最終ラインの背後を狙うが、味方とタイミングが合わずにオフサイドを取られるシーンもあった。

 マインツは前半13分にMFユヌス・マリのシュートが左ポストを叩き、同35分にはMFファビアン・フライのシュートがクロスバーに阻まれる。それでも前半42分、MFクリスティアン・クレメンスの右クロスに武藤の背後から走り込んだMFハイロ・サンペリオが左足で合わせ、先制点を奪った。

 チームの今季初ゴールで1点をリードして折り返したマインツだったが、ボルシアMGも後半9分にMFパトリック・ヘルマンの右足ミドルで1-1の同点に追いつく。その後はホームのボルシアMGが勢い付くが、後半19分の決定機でFWラファエルのシュートが枠を外れるなど、好機を生かし切れなかった。

 すると後半34分、マインツはハイロのシュートがDFに当たってこぼれ、クレメンスが右足で蹴り込む勝ち越しゴール。その後は武藤に立て続けにチャンスが訪れたが、後半42分、MFユリアン・バウムガルトリンガーのスルーパスに反応した武藤の右足シュートはゴール左へ。同45分にもカウンターから武藤が抜け出したが、シュートはクロスバーを越えた。

 2度の決定機を生かせず、ドイツ移籍後初ゴールを逃した武藤。直後の後半アディショナルタイムに途中交代となった。それでもチームはそのまま2-1で逃げ切り、アウェーで今季初勝利。一方のボルシアMGはホーム開幕戦を落とし、開幕2連敗となった。

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