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ミュラーの残留を強調するラーム 「値札はつけられない」

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 バイエルンFWトーマス・ミュラーは、マンチェスター・ユナイテッドが獲得への動きを強めていると報じられている。バイエルン側は再三にわたって否定しているが、キャプテンのDFフィリップ・ラームも同調するように、ミュラーの重要性を強調した。

 ユナイテッドはバイエルンに正式オファーを出したと伝えられており、8500万ユーロ(約117億円)の移籍金を提示したとされる。それでも移籍はないと、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは繰り返しコメントしており、ラームもドイツ『Munchner Mekur』のインタビューで、次のように語った。

「トーマスは僕たちのお手本の1人で、値札はつけられない存在だ。彼はずっとバイエルンで過ごしてきた、とても、とても大切な選手なんだよ」

 ユナイテッドへは今夏、バイエルンの下部組織出身のバスティアン・シュバインシュタイガーが移籍した。昨夏にも下部組織出身のトニ・クロースがレアル・マドリーに移籍しており、クラブのアイデンティティーが揺らいでいるのではないか、という指摘もある。だがラームはこれについても、次のように反論した。

「バイエルンのアイデンティティーに対する懸念なんてない。いまのチームを見てくれ。トーマス・ミュラー、ホルガ―・バドシュトゥバー、ダビド・アラバ、僕。みんなユースの出身だ。それに、マヌエル・ノイアー、アリエン・ロッベン、フランク・リベリは、もう長い間バイエルンでプレーしている。彼らの心臓は真っ赤に鼓動しているんだよ」

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