beacon

ハノーファー主将:「清武は僕たちにとって大事なプレーヤー」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ハノーファーの主将を務めるDFクリスティアン・シュルツは、実戦復帰が近づいているMF清武弘嗣に期待を寄せている。シュルツはドイツ『キッカー』で、チームにとっての清武の重要性を語った。

 ハノーファーは新シーズンの開幕戦は昇格組のダルムシュタットと敵地で引き分け、22日のレバークーゼンとのホームゲームは0-1と落としている。昨シーズンは最終節で残留を決めたクラブは、特にロングボールやサイドからのクロスでチャンスをつくろうとしたレバークーゼン戦では課題を残す内容を見せてしまった。

 足りなかったのはトップ下の存在かもしれない。ボルシアMGへと移籍したMFラース・シュティンドルの背番号10を受け継いだ、清武に約束されているポジションだ。シュルツは、25日にトップチームの練習に復帰した同僚についてこのように話している。

「彼は僕たちにとって間違いなく大事なプレーヤーだよ。中盤と攻撃の間を連結するリンクだ。今の僕たちにとっては助けになるはずだね」

 シュルツはリハビリに臨む清武から受けた印象についても触れた。

「リハビリに励む彼の姿を見ていると、もう(完全な復帰は)そう遠くないことを感じ取れるんだ。彼は非常にプロフェッショナルな姿勢を見せているね」

 数日前にはミヒャエル・フロンツェック監督が清武を「新戦力」と称していた。「彼が戻ってきたことを我々は皆、喜んでいる」と語る同監督は、清武について「(9月初旬の)インターナショナルブレーク中にはテストマッチでフル出場させることができるかもしれない」と話している。

 指揮官の予想どおりに進めば、9月12日に行われるブンデスリーガ第4節のドルトムント戦が復帰戦になるかもしれない。日本代表MF香川真司とのピッチ上での対峙は実現するだろうか。

●欧州組完全ガイド
●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP