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耐えた!G大阪敵地でスコアレスも…宇佐美が第2戦累積出場停止に

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[8.26 ACL準々決勝第1戦 全北現代0-0G大阪 全北]

 ガンバ大阪は26日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝の第1戦、敵地で全北現代(韓国)と対戦し、0-0で引き分けた。第2戦は9月16日に万博記念競技場で行われる。

 前半からG大阪は耐える展開を強いられた。特に相手のエース、韓国代表FWイ・ドングッを捕まえきれない。ただ前半18分の右足シュート、同33分の左足で打たれたシュートはいずれもDFがブロックに入って防ぐ。そして同45分の右クロスをヘディングで合わされた場面でもしっかり体を当てて枠に飛ばすシュートを打たせないなど、集中した守りで無失点に抑えた。

 後半からG大阪はMF大森晃太郎に代えてMF倉田秋を投入。何とか反撃を試みるが、なかなかFW宇佐美貴史やFWパトリックまでボールを運ぶことができない。

 全北も最後の詰めの部分で甘さを見せる。後半13分にはG大阪でプレー経験もあったFWイ・グノに代えてFWルイス・エンリケを投入。すると同21分、そのルイス・エンリケに左サイドを突破されるとDFパク・ウォンジェに繋がれ、最後はイ・ドングッに渡るが、シュートはわずかに右に外れる。同25分にはMFイ・ジェソンにミドルシュートを許すが、これもシュートが右に外れていった。

 防戦一方のG大阪も後半26分、中央でボールを奪った宇佐美がドリブルで持ち込み左足シュート。しかしブロックに入ったDFの足に防がれ、ゴールラインまで届かない。流れを変えたいG大阪は、同27分から19歳MF井手口陽介を投入して、リズムに変化を求めた。

 G大阪にとっては敵地での第1戦をスコアレスで耐えれば上出来の内容。ただ後半30分、G大阪にとって最も警戒していたことが現実となる。宇佐美がイエローカードを貰ってしまったのだ。これにより宇佐美は次節の第2戦の出場停止が決定。試合はG大阪が最後まで耐えて、4強進出へ大きな可能性を残したが、懸念材料も作ってしまった。


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