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モラッティ:「トッティとカントナが欲しかった」

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 インテルの元会長であるマッシモ・モラッティ氏が、イタリアメディアのインタビューで、かつてローマFWフランチェスコ・トッティや元フランス代表FWエリック・カントナ氏の獲得を望んだと語った。

 27日に放送予定の『メディアセット』のインタビューで、モラッティ氏はインテルで最も愛した選手について、次のように述べている。『メディアセット』が電子版で伝えた。

「ロナウドはサッカーのエッセンスだった。多くの感動を味わわせてくれたからだ。だが、私は(アルバロ・)レコバと言い続ける。彼はいつでも、見たことのないような最も素晴らしい物をやってのけることができたんだ」

「多くの勝利をもたらしてくれた(ズラタン・)イブラヒモビッチも忘れていない。それから、(ロベルト・)マンチーニだ。(元サンプドリア会長パオロ・)マントヴァーニは、彼を手放さないために泣きそうになるほどだったよ」

 また、獲得が夢に終わった選手については、次のように述べている。

「カントナはインテルに近づいたんだ。だが、一つの手違いがあって、彼が来ることはなかった。それからトッティだね。彼と交渉する可能性があったんだ。ローマとの契約が満了になるところだったからだよ。だが、ローマはトッティを手放さなかっただろうね」

 獲得したトロフィーについて、モラッティ氏は3冠を達成した2010年のチャンピオンズリーグ(CL)優勝がもちろん重要だったとしつつ、次のようにも述べている。

「だが私は、(スキャンダルでユヴェントスからはく奪され)テーブルの上で授与が決まったスクデットのことも軽んじていない。私は正しいことだったと思っている。CLよりもスクデット5連覇、(エレニオ・)エレーラより(ジョゼ・)モウリーニョの方がいい」

「ミランとユヴェントス? どちらのクラブにも敬意を払っている。だが、どちらかを選ぶことはできないね」

最後に、モラッティファミリーがインテルのトップに返り咲く可能性については、このように答えた。

「人生では何があるか分からない。私も、父の後を継ぐとは思っていなかった。息子たちに私の後を継いでほしいかどうかも分からない。会長というのは素晴らしいものだが、複雑な経験なんだ」


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