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[MOM1468]四日市中央工MF今村一貴(1年)_待望のAチームでの一戦、強い意志で走って、仕掛けてアピール

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.27 関西U-16~Groeien~2015第8節 初芝橋本高 0-1 四日市中央工高 伊勢ヴィレッジA]

 この日、四日市中央工高の指揮を執った山崎崇史部長は「良く落ち着きどころになっていた」と「関西U-16~Groeien(育てる)~2015」初出場ながら、展開の速い攻め合いの中で攻撃のポイントになっていたMF今村一貴をマン・オブ・ザ・マッチに推した。

 今村は3月に1年生Aチームのプレー経験があったというが、その後は36人いる1年生の競争で抜け出すことができず、Bチームでの活動が続いていた。それでも「守備が元々得意じゃなかったんですけど、最近は運動量を使ってサンドしたりそういうところで顔を出せていた」と課題の守備の部分を改善してこの日チャンスを得た今村は「きょうは久しぶりにA戦に出たので思い切り縦とか、とにかく思い切ったプレーをしようと心がけていました。とにかく走って貢献しようと思いました」という通りに思い切ったプレーでチームを活性化する。

 前半はサイドでボールを収めると同時に、上手くスペースへボールを運んでチャンスあれば積極的にシュート。「後半はボールをあまり引き出せていなかった」と反省していたが、それでも運動量多い守備も含めて勝利に貢献した。

 この日の活躍に満足することなく、さらなるアピールを狙う構え。「あしたもきょうよりももっともっと走って、攻撃でシュートがしょぼかったりしたので、もっとゴールも意識していきたいです。(四日市中央工の3年間で)とにかく守備をもっともっと頑張って攻撃でももっとインパクトのあるようなプレーがしたい」。より印象的な活躍を見せて、まずは名門の1年生Aチームに定着する。

(取材・文 吉田太郎)
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