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[MOM1469]東山MF池田昌生(1年)_「僕が決めてやる」自覚持ち、決勝ゴール

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.27 関西U-16~Groeien~2015第8節 東山高 2-1 履正社高 伊勢ヴィレッジB]

「(存在は)デカいです。(昨年)鎌田君がプロから注目されていると聞いたのもあって東山に決めたのが大きいです」と昨年のエースで現在サガン鳥栖でブレイク中のU-22日本代表候補FW鎌田大地に憧れて東山高へ入学したというMF池田昌生が決勝点を挙げた。

 1-1の後半29分、東山はMF星野光亮のスルーパスに池田が反応。スライディングしてきたDF、GKよりも一瞬速く右足を振りぬくと、決勝点となる一撃がゴールネットを揺らした。熱戦に決着をつける1点。殊勲のゴールを決めた池田は「僕が中心になってこのチームを強くしていかないといけないと思っているので、(この試合も)『僕が決めてやる』という強い気持ちを持ってやっていた。(星野)光亮からいいボールが来て決められたので良かったです」と笑顔を見せた。

 2年時に東山をプレミアリーグ参入戦突破へ導くなど、強すぎるほどの存在感でチームの大黒柱だった鎌田のように、池田も中心として東山を引っ張っていくことを目指している。積極的な仕掛けからゴールを狙う一方で、決定力の部分は池田の課題。この日、決勝点を奪ったが、「まだまだ上げていかないといけないとダメだと思います」と引き締めていた。

「1年生主体の大会なので45分ハーフですし、強くなれるチャンス、きっかけだと思うので大事にしていきたいと思います」と語る「関西U-16~Groeien~2015」も28日が最終節。池田は「あしたも東山らしくみんなでハードワークして、自分も点決めて勝ちたい」と2試合連続で試合を決める活躍をすることを誓っていた。

[写真]後半29分、東山は池田が右足で決勝ゴール

(取材・文 吉田太郎)
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