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伝家の宝刀炸裂!! 華麗な直接FK沈めた俊輔「足にうまく乗っかった」

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[8.29 第2ステージ第9節 横浜FM 4-0 浦和 日産]

 スタジアムが静寂で包まれる。視線の先には横浜F・マリノスの背番号10。MF中村俊輔が直接FKに備えていた。

 スコアレスのまま迎えた前半28分、中村は自らボールを前線に運ぶと、「もらいにいった」と後方から迫り来るMF阿部勇樹のファウルを誘う。ゴール中央で得た直接FKの場面。中村が左足から蹴り出したボールは、壁を越えると鮮やかな軌道を描いてゴールネットを揺らし、貴重な先制点をもたらした。7月19日に行われた第2ステージ第3節G大阪戦以来となる直接FK弾を決めた中村は、自身の持つ直接FKによる最多ゴール数を19に伸ばした。

「PAの1、2メートルくらい壁が後ろにあると一番いい。去年とは違ってボールとの相性がいいし、ちょっとこすり上げて当てる感じにすれば飛んでいく。それは練習中でも分かるので、足にうまく乗っかったかなと思う。入って良かったです」

 値千金の先制ゴールを突き刺した背番号10は躍動する。前半33分にMF齋藤学の得点でリードを広げて迎えた後半14分には、MFアデミウソンへ鮮やかなスルーパスを通して齋藤の2点目の起点になると、同19分にはDFファビオへドンピシャのCKを届けて3得点に絡む活躍を披露し、4連勝に大きく貢献した。

 負傷から復帰して今季初先発となった第2ステージ第1節山形戦から数試合はボランチとして出場した。しかし、「自分がボランチをやっているときはなかなか勝てなくて」と悔しさを滲ませた。だが、前節鳥栖戦から続くトップ下での起用に、「(トップ下で)2試合しかやっていませんが、もっと良いプレーでファンの方々に喜んでもらいたい」と本職でのさらなる躍動を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)
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