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3連敗に厳しい表情の憲剛「怖い攻撃ができてない」

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[8.29 J1第2ステージ第9節 川崎F1-3鹿島 等々力]

 険しい表情で試合を振り返った。今季2度目の3連敗で4試合勝ちなし(1分3敗)となった川崎フロンターレ。0-0で折り返した後半立ち上がりの決定機を逃すと、逆に後半6分、13分と連続失点を喫した。後半39分にようやく1点を返すも後半アディショナルタイムに3失点目。MF中村憲剛は「今の流れの悪さを象徴している」と唇をかんだ。

 最近4試合で奪った得点はわずかに2。「(相手にとって)怖い攻撃ができてないのが問題。点も取れてないし、苦しいですね」。率直に胸の内を語る憲剛は「相手からしたら怖くない。何をしてくるか分からないような攻撃になっていない。確信を持って攻撃ができていないというか、緩急もないし、相手の裏をかくことがほとんどできていない」と、現状の問題点を挙げた。

 選手間のイメージのズレがパスのズレにつながり、流れるようなパスワークを出せずにいる。「ボールを持っている選手のアイデアと周りの選手の動き出しが微妙に違う。そこが合えば、相手がいようが、対応できない」。この日、選手同士のイメージが合致したのが後半39分の得点シーン。DFエウシーニョが高い位置でボールをカットすると、FW小林悠の落としからFW大久保嘉人のスルーパスに抜け出したのがエウシーニョだった。

 3人の関係性だけで奪った鮮やかなショートカウンター。どれだけこうした攻撃の回数を増やしていけるかだ。「ここに欲しいと思って逆足に(パスが)来たり、相手にパスを取られる回数も多い。やっていてももどかしい」。1勝も挙げられなかった8月を終え、9月5日には天皇杯2回戦で中国リーグの松江シティFCと対戦する。格下相手の一戦とはいえ、流れを変える1勝が欲しい。

(取材・文 西山紘平)

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