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[AFC U-19女子選手権]10人で耐えた日本…PK戦で北朝鮮下し4度目V

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 中国で開催中のAFC U-19女子選手権に出場しているU-19日本女子代表は29日、決勝でU-19北朝鮮女子代表と対戦し、0-0からのPK戦の末、PK4-2で競り勝ち、2大会ぶり4度目の優勝を飾った。

 試合は一進一退の攻防が続く中、交代枠を使い切ったあとにMF隅田凜(日テレ)が負傷退場。後半40分から10人での戦いを余儀なくされた。それでも数的不利の中、延長戦も0-0で耐え、PK戦に突入。北朝鮮3人目のキックをGK平尾知佳(浦和レディース)が止めると、北朝鮮4人目も枠を外した。

 日本は4人全員が成功し、PK4-2。2大会ぶり4度目の優勝を飾り、大会4得点のFW小林里歌子(常盤木学園高)が大会最優秀選手にも選ばれた。なお、3位決定戦では韓国が中国を4-0で下し、日本、北朝鮮、韓国の3チームが来年のU-20女子W杯への出場権を獲得している。

 日本サッカー協会によると、平尾はPK戦でのビッグセーブについて「攻められている中でのPK戦突入でしたが、チームを救うようなプレーをすることができてよかった。こっちに来ると思った方向に飛び、セーブすることができた」とコメント。「今回の合宿でもPKの練習はしていた。素直にうれしい気持ちです」と喜んでいた。

出場メンバーは以下のとおり

■先発
▽GK
平尾知佳(浦和レディース)
▽DF
北川ひかる(JFAアカデミー福島)
市瀬菜々(常盤木学園高)
乗松瑠華(浦和レディース)
宮川麻都(日テレ)
78分→隅田凜(日テレ)
▽MF
杉田妃和(INAC神戸)
長谷川唯(日テレ)
46分→西田明華(C大阪堺レディース)
三浦成美(日テレ)
松原志歩(C大阪堺レディース)
▽FW
小林里歌子(常盤木学園高)
籾木結花(日テレ)
68分→清家貴子(浦和レディース)

■控え
▽GK
松本真未子(浦和レディースユース)
森田有加里(日本体育大)
▽DF
清水梨紗(日テレ)
竹村美咲(INAC神戸)
羽座妃粋(日体大)
▽MF
水谷有希(筑波大)
▽FW
白木星(浦和レディース)
安齋結花(千葉レディース)
園田瑞貴(武蔵丘短期大)

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