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海外挑戦の元長野MF井上寛太がスロベニア3部クラブとプロ契約「失うものは何もない。とにかくがむしゃらに」

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 元AC長野パルセイロのMF井上寛太(24)が夢に見ていたヨーロッパでのプロ契約を勝ち取った。スロベニア3部のNKドブロブチェが2日、井上の加入を発表した。背番号は8をつける。

 京都サンガF.C.の下部組織出身の井上は、立命館大を経て2011年に北信越リーグ1部のJAPANサッカーカレッジに加入。2013年12月には、J3長野への加入が発表された。しかし、井上は「年を重ねることに現実的に(海外へ)行きたいと思い始めた。まだまだこれからだ」と、入団前から考えていた海外への挑戦を決意。今年7月に長野との契約を解除した。

 長野退団後はスロベニアのクラブの練習や練習試合に参加。2チームから入団のオファーを受けたが、2部NKアンカランとの契約は移籍登録期限に間に合わず、3部NKドブロブチェに入団することを決意した。また、井上と一緒に城北高、東北大出身でドイツ6部でのプレー経験もあるFW喜多恒仁(24)も入団することが決まった。

 井上が加入するNKドブロブチェは、所属する選手のほとんどがスロベニア人で、徐々に所属カテゴリーを上へと上げてきている勢いのあるチームだという。また、マリボルを本拠地とするクラブで、同地域にはUEFAチャンピオンズリーグに13回出場しているNKマリボルがある。電話取材に応じてくれた井上は、「1部にはチャンピオンズリーグに出ている強豪クラブがある。チャンスはあると思うし、1部リーグを目指したい」と意気込む。

 現在は通訳もおらず、片言の英語でチームメイトらとコミュニケーションを取っているという井上。「今回が海外は初めて。失うものは何もない。とにかくがむしゃらに、やれるところまでやりたい」。国際移籍証明書が届いていないため公式戦の出場はまだだというが、更なる高みを目指して海外での大きな一歩を踏み出そうとしている。

(取材・文 清水祐一)

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