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ピルロに古巣ユーベから引退勧告? マロッタが「選手はスパイクを脱ぐときを知るべき」

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 ユベントスのジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)が、アメリカに去ったMFアンドレア・ピルロに厳しい発言をしている。

 イタリア代表は3日に行われたEURO2016予選マルタ戦で1-0と勝利したが、そのパフォーマンスを批判されている。ピルロもプレーが冴えなかったと“標的”にされている一人だ。

 この夏、ユーベからニューヨーク・シティに移籍したピルロが代表で批判を浴びていることについて問われると、マロッタGMはイタリア『スポーツ・メディアセット』で次のようにコメントした。

「代表でのピルロへの批判? 私は、どの選手もスパイクを脱ぐときを理解すべきだと思う。彼にとってそのタイミングがすでに訪れたのかどうかは分からない。もちろん、彼が選ばなければいけないことだ」

 一方で、マロッタGMはこの日のイベントで、夏のマーケットで狙ったナポリMFマレク・ハムシクを1月に狙うことはないと述べた。

「ハムシク? 1月に交渉を再開することはないと思う。我々はエルナネスを獲得したからね。彼は重要な選手だ」

「ハムシクや(ミラレム・)ピャニッチ、(ユリアン・)ドラクスラー、(マリオ・)ゲッツェに加入を断られた? 我々がマーケットで探すのはベストの選手たちだ。彼らを獲得することはできなかったが、我々はいずれにしても強いチームだ。昨季、チャンピオンズリーグ(CL)以外のすべてに勝ったグループだよ。我々は強く、勝利に慣れている。だが、苦しみに耐えることにも慣れているんだ」

 開幕から2連敗と低調なユーベだが、マロッタGMはスクデットが目標で変わらないと強調した。

「まだリーグは開幕したばかりだ。挽回し始めるために、次のキエーボ戦で勝利を取り戻すことが重要だね。我々はまだスクデットのことを考えている。ただ参加するためにリーグ戦を戦うことはしないよ」

「CL開幕? リーグ戦とCLの違いは、日程の長さだ。欧州の舞台では、間違うことができない」


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