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浦和、猛反撃も届かず…第1戦大勝の新潟が初のナビスコ4強入り

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[9.6 ナビスコ杯準々決勝第2戦 浦和 3-0 新潟 埼玉]

 ナビスコ杯の準々決勝第2戦が6日に行われ、埼玉スタジアムでは浦和レッズアルビレックス新潟が対戦し、浦和が3-0の完封勝利を収めた。しかし2試合合計5-3で、新潟がクラブ史上初の準決勝進出を決めた。

 2日に行われた第1戦で新潟が5-0の大勝を収めており、浦和が準決勝に進むためには最低でも5点が必要という厳しい状況でこの一戦を迎えた。しかし、浦和はなかなか好機を創出できず、シュートまで持ち込めない時間が続いた。逆に新潟がゴールを脅かす場面を作り出したものの、GK大谷幸輝のセーブに遭うなど先制点を奪うには至らなかった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、浦和はMF青木拓矢に代えてFW李忠成を投入して状況を打開しようと試みる。すると後半10分、MF柏木陽介の蹴り出したCKをニアサイドに走り込んだMF阿部勇樹が鮮やかなヒールで合わせてネットを揺らし、浦和が先制に成功した。

 攻勢を掛ける浦和は後半13分、左サイドを駆け上がったMF宇賀神友弥のグラウンダーのクロスをゴール前で待ち構える李が蹴り込んで、スコアを2-0とした。さらに同23分にはPA内に進入した阿部がMF成岡翔のファウルを誘ってPKを獲得すると、これを阿部自らがきっちり決めて3点目を記録。2試合合計3-5まで詰め寄った。

 2試合合計で同点に追い付くためにはあと2点が必要な浦和は、後半37分にMF橋本和とMF平川忠亮を同時投入する。その後もゴールを狙い続けたが、追加点は生まれず。第2戦は浦和が3-0の完封勝利を収めたものの、2試合合計5-3で新潟が準決勝へと駒を進めた。


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