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神戸、柏との激しいシーソーゲーム制して初のベスト4進出

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[9.6 ナビスコ杯準々決勝第2戦 神戸 2-3 柏 神戸ユ]

 ナビスコ杯の準々決勝第2戦が6日に行われ、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場ではヴィッセル神戸柏レイソルが対戦し、柏が3-2の勝利を収めた。しかし2試合合計4-3で、神戸がクラブ史上初の準決勝進出を決めた。

 2日に行われた第1戦で2-0の勝利を収めた神戸は、大きなアドバンテージを得てホームでの第2戦を迎えた。しかし準決勝進出のために、まずは2点が必要な柏が前半24分、右サイドのMFクリスティアーノが送ったクロスをFWエデルソン・モラエスがヘディングで叩き込んで先制に成功する。さらに前半31分には左サイドを駆け上がったDF山中亮輔のクロスをFW工藤壮人がヘッドで決めて、2試合合計スコアは2-2のイーブンに。しかし直後の同34分、FW渡邉千真のスルーパスからPA内に進入したFWレアンドロが右足で決めて、神戸が再び2試合合計でリードを奪った。

 第2戦のスコアは2-1と柏がリードしながらも、2試合合計3-2と神戸がリードして後半を迎えると、後半6分に柏にゴールが生まれる。左サイドからのクロスをクリスティアーノが折り返すと、ゴール前のエデルソンがヘッドで押し込んで3点目を奪取。柏がアウェーゴールで上回ったものの、同13分にMF森岡亮太が蹴り出したFKが壁に当たってコースが変わると、そのままゴールマウスに吸い込まれて2試合合計で4-3と神戸が再びリードを奪った。

 その後も両チームともにゴールを脅かす場面を作り出したが、相手の粘り強い守備に遭ってスコアは動かず。第2戦は柏が3-2の勝利を収めたものの、2試合合計4-3で神戸が準決勝へと駒を進めた。


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