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マンU若手がファン・ハール監督をかばう、「ブラジル人選手を嫌ってない」

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 マンチェスター・ユナイテッドの19歳MFアンドレアス・ペレイラルイス・ファン・ハール監督を庇った。ブラジル人の両親を持ち、ベルギー育ちの19歳は「監督がブラジル人選手との間に特別な問題を抱えているとは思わないな」と語ったという。『ESPN』が報じている。

 ファン・ハール監督は過去のバルセロナ時代にはMFリバウドを冷遇しており、最近ではリヨンへ移籍したDFラファエウ・ダ・シウバにチャンスを与えず。クラブを出て行ったラファエウは「彼が僕を好きじゃなかったことは知っている。僕がブラジル人だったからかどうかは知らないけどね」と皮肉たっぷりなコメントを残した。これらのことからファン・ハール監督はブラジル人選手を冷遇すると幾度も報じられてきた。

 しかし、ペレイラは「監督と僕の関係は普通だよ。他の選手達のそれと同じようにね。監督がブラジル人選手との間に何か特別な問題を抱えているとは思わないな」とコメント。

「皆、監督がブラジル人を冷遇していると言っているけどそれは正しくない。彼は僕のことをまともに扱ってくれるし、皆に平等に接してくれる。彼がブラジル人に対して悪い感情を持っているとは思わない」と力を込めたMFは「別に好きなことを言えばいいと思うけど、監督と僕の関係は良好だよ」と強調した。

 PSVからユナイテッドへ2012年にやってきたペレイラは、昨季のプレミアリーグでは1試合に出場するに留まったが、今季は期待が寄せられている。U-17代表まではベルギー代表の一員としてプレーするも、2014年からはブラジル代表を選択。今年のU-20W杯ではU-20ブラジル代表の一員として、準優勝へ貢献した。

「W杯は多くの助けとなった。僕がマンチェスター・Uに戻った時、監督からとても評価されたよ。自分にとっては素晴らしいプレシーズンだった」

 そう話したペレイラは「監督は僕のことをレンタル移籍させたくないと言っていた。もっと辛抱強く、懸命にやり続けろと言われたよ。そうすれば出場機会も回ってくるだろうさ」と明かした。

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