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日本vsアフガニスタン 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

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[9.8 W杯アジア2次予選 日本6-0アフガニスタン テヘラン]

 日本代表は8日、W杯アジア2次予選で中立地となるイラン・テヘランのアザディスタジアムでアフガニスタン代表と対戦し、6-0で快勝した。これで今予選は通算2勝1分となった。

以下、試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

バヒド・ハリルホジッチ監督
「6点取るというのは簡単なことではない。アフガニスタンはもう少し高い位置から仕掛けてくると思っていたが、そうではなかった。守備を選んだということだと思う。グラウンドの状況を見て、ボールのスピードが遅くなるだろうと話していた。もう少し芝を短くカットしてほしかったが、選手にはブラボーと伝えたい。そして私たちは続けるだけだと思う」

―チームにどんな変化や成長を見ることができたか?
「オフェンス面でいろんな発展を試みているが、今日は何回ビッグチャンスをつくったか分からない。それをさらに向上させていかないといけない。美しいゴールも何点かあった。素晴らしいアクションもあった。岡崎が取った得点は理想的だった。おかしいと思われるような交代もして、かなりオフェンシブに働きかけた。例えば原口を右サイドバックにしたということ。なぜかというと、もっと点が欲しかったからだ。6点取ったのは悪くないが、次に対戦するシリアはより難しい相手になる。それに向けてしっかり準備していきたい。残念ながら選手はクラブに帰らないといけないので、私とトレーニングする時間はないが、(シリア戦が行われる)オマーンで3日間ぐらいトレーニングする時間を見つけて準備したい」

―原口を先発起用した狙いは?
「原口は我々の組み立てに関して、かなり丁寧にやってくれた。かなりのことをもたらしてくれたと思う。相手ブロックがかなり低かったので、プレーするのは難しかった。スペースがなかったし、芝が長いせいで、速いパス回しも難しかった。原口には得点するチャンスがあったし、ヘディングシュートはキーパーが素晴らしいセーブをした。原口を右サイドバックに変えたが、それはセンタリングを増やすためだ。リスクを負ってもいいような点差が開いていた。途中から入ってきた選手も最大限の力を出してくれたと思う」

―アフガニスタンの選手やファンを見てアフガニスタンのサッカーの将来をどう思うか?
「非常に素晴らしいチームだったと思っている。かなり戦ってきた。素晴らしく戦う意識を持ったチームだった。クオリティーも高いし、今日に関して言えば、もう少し攻撃してくれたほうがよかったが、国のいろいろな情勢も踏まえて難しい状況があると思うが、フットボール面でしっかり向上してほしいと期待している。アフガニスタンのサポーターも最後までアフガニスタンのチームを応援していたと思う」

―就任当初に思い描いていた状況と比べてチームづくりは順調に進んでいるか?
「このチームはまだ向上すると思う。我々が対戦したチームはかなり引く相手だった。だから判断が難しいこともある。次はシリアと対戦するが、シリアは過去に日本を倒している。日本がどのようなレベルにあるかを考慮しないといけない。発展させるためにトレーニングを続けるが、それは今日のレベルよりさらに高いレベルに行けると信じているからだ。相手もこれからどんどんクオリティーの高いチームが待っているから、それに向けた準備も必要になる。そのあとに我々のチームのことを判断したい」

―香川が素晴らしい2ゴールを決めたが?
「(香川)真司は彼のクラブで昨季より良いパフォーマンスを出している。A代表でもそのパフォーマンスをそのまま見せてくれていると思う。それは得点を取ったことにも表れているし、得点を取らせたことにも表れている。真司にはかなり期待しているし、重要な選手なので、このようなパフォーマンスを続けてほしいと思っている」


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