イングランド代表の歴代最多得点記録を更新したFWウェイン・ルーニー。代表でのパフォーマンスはそれほど高くないという主張もあるが、英紙『メトロ』がアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの出場試合数に対する得点数の比較データを掲載した。

　同紙によると、4度バロンドールに輝いているメッシはアルゼンチン代表で105試合に出場し、49得点を記録。C・ロナウドはポルトガル代表で122試合に出場し、55得点を記録している。対するルーニーはイングランド代表107試合で50ゴールを記録し、1試合あたりの得点数は0.47点/試合。これはメッシとほぼ同じであり、C・ロナウドの0.45点/試合をわずかに上回るという。

　また、29歳のルーニーはメッシやC・ロナウドと同様、代表でのタイトルを勝ち取ったことがないという点でも共通している。しかし、同紙の記事の最後に「ルーニーはメッシやロナウドと同じレベルにあるか」というアンケートには、7割以上が「そうではない」と答えており、何とも皮肉な結果となっている。