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仙台が連敗を3でストップ、奥埜殊勲弾で貴重な勝ち点3!名古屋は負の連鎖断ち切れず

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[9.12 J1第2ステージ第10節 名古屋0-1仙台 豊田ス]

 ベガルタ仙台がリーグ戦の連敗を3で止めた。

 敵地で名古屋グランパスと対戦した仙台は、0-0で迎えた後半34分、エリア内に入ったMF金久保順のシュートは一旦はGK楢崎正剛に防がれたが、跳ね返りをキープして横パス。MF奥埜博亮が押し込むと、シュートは楢崎の手を弾いて、ゴールラインを越えていった。

 第1ステージは7位と好位置で折り返すことに成功した仙台だが、第2ステージは最多の7敗を喫するなど、大きく出遅れた。待望の2勝目。残留争いラインが近づいていただけに、大きな勝ち点3獲得となった。

「まずは目の前の一戦を戦おうと話していた。その通り勝てて良かったです」と安堵した奥埜。「震災から4年半。大雨(被害)で苦しんでいる人たちがいる中で、気持ちが入ったゴールだったと思う」と殊勲弾を噛みしめた。

 対する名古屋はリーグ戦2連敗。ナビスコ杯、天皇杯と敗退が続いた“負の連鎖”を止めることは出来なかった。この日は日本代表からFW永井謙佑が復帰し、FW野田隆之介と初コンビを組んだが不発。MFレアンドロ・ドミンゲスやFW川又堅碁らがベンチスタートとなるタレント力を誇る名古屋だが、今季もこのまま無冠で終わってしまうのだろうか。


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