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鹿島のルーキーFW鈴木優、元代表FW直伝のヘディングでJ1デビュー弾

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[9.12 J1第2ステージ第10節 鹿島1-2G大阪 カシマ]

 強い気持ちでピッチに入った。鹿島アントラーズは0-2の後半29分、MF土居聖真に代わってFW鈴木優磨が出場。今季、鹿島ユースからトップチームに昇格したルーキーがJ1デビューを果たした。

 JリーグU-22選抜の一員としてJ3では8試合に出場し、3ゴールを記録している鈴木優だが、鹿島では今月9日の天皇杯2回戦・琉球戦に途中出場し、公式戦デビューを果たしたばかり。J1リーグはこれが初出場だった。

「とにかく思い切りやってやろうということしかなかった」。後半41分、MFカイオの左クロスからフリーでヘディングシュートを放った。いきなりの決定機。これは枠を捉えられなかったが、同45分に再び好機が来た。

 FW金崎夢生が左サイドをドリブルで仕掛け、ゴール前にクロス。鈴木優が頭で捉え、今度こそゴールネットを揺らした。J1デビュー弾ゴールが1-2と追い上げる追撃弾。それでも「もう1本を決めていれば間違いなく同点になっていたし、負けることはなかった」と、その前のヘディングシュートを決め切れなかったことを悔やんだ。

 ヘディングは「ユースのときに長谷川さんから教わった」と、自信を持っているからこそ、悔しさも倍増だった。鹿島の黄金期を築き、驚異的な跳躍力とゴール前に入るタイミング、ポジショニングの良さからヘディングシュートを得意とした元日本代表FWの長谷川祥之氏直伝。「ヘディングが強い選手は前に入っていく選手。そう言われて、ユースでも点が取れるようになったし、それを今も続けている」と、その秘訣を語る。

 同時に「戦う気持ちを忘れちゃいけない。そういう戦う気持ちの部分で日本の頂点にいるのが岡崎(慎司)選手だと思っているし、そこは意識している」と、現役日本代表FW岡崎慎司のプレースタイルも目標にしている19歳。「世界には19歳でトッププレイヤーがいっぱいいる。自分もそれに負けてられない」と、飽くなき向上心をむき出しにした。

(取材・文 西山紘平)

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