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2点演出の香川、4戦15発の絶好調攻撃陣を牽引

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[9.12 ブンデスリーガ第4節 ハノーファー2-4ドルトムント]

 ブンデスリーガは12日、第4節を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でハノーファーと対戦し、4-2で快勝した。香川はフル出場し、2得点に絡む活躍。「厳しい代表明けの試合で勝てたことが一番良かった」と、開幕4連勝の結果を喜んだ。

 前半18分、故障明けで今季初出場となったMF清武弘嗣のスルーパスからハノーファーが先制点を奪った。いきなり1点を追う展開となったドルトムント。「キヨ(清武)がうまく先制点を導いて、彼らにとってはプランどおりの展開で、嫌な雰囲気はあった」という香川だが、「焦りはなかった」と振り返る。

 前半35分にPKで追いつくと、同44分には逆転に成功。「すぐPKで点を取れたことで、チームに自信と勢いが出た。(追いつく)時間帯が良かった」。後半8分に2失点目を喫し、再び2-2の同点に追いつかれたが、後半22分、香川が右サイドへ浮き球のパスを通すと、DFマティアス・ギンターがダイレクトで折り返したボールがDFフェリペのオウンゴールを誘発した。

 3-2と勝ち越したドルトムントは後半40分にも香川の左クロスがフェリペのハンドを誘い、PKを獲得。4-2とダメを押した。「しっかりと慌てずプレーできていたと思うし、攻撃をやり続けたから得点も得られたと思う」。開幕4連勝を飾り、4試合で積み上げた得点数は実に15ゴール。同じく4連勝のバイエルンを得失点差で上回り(ドルトムント+12、バイエルン+10)、首位もキープしている。

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