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手術から3か月…清武が復帰戦で先制点演出も「ドルトムントは強かった」

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[9.12 ブンデスリーガ第4節 ハノーファー2-4ドルトムント]

 ブンデスリーガは12日、第4節を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーはホームでドルトムントと対戦し、2-4で敗れた。今季初出場初先発を果たした清武は先制点の起点になるなど、後半34分までプレーした。

 前半18分、清武が右サイドのスペースに絶妙なスルーパスを通し、FWレオン・アンドレアセンがダイレクトで折り返したボールをFWアルトゥル・ソビエフが押し込んだ。代表合宿中の6月12日に右足第5中足骨の補強手術を受け、長期離脱を強いられた清武。手術からちょうど3か月で実戦復帰を果たし、いきなり先制点を演出した。

「アシストしたわけじゃないし、ゴールを決めたわけじゃない。良い形で点が取れたのは良かったけど、ああいうシーンを試合の中でもっと多く出せれば良いかなと思う」

 前半35分にPKで追いつかれ、同44分には逆転を許した。後半8分に2-2の同点に追いつくも、後半22分にオウンゴールで3失点目。同40分にはこの日2本目のPKで2-4とダメを押された。

「今日は悪い試合をしたわけではない。でも気になるのは失点が一つ多いというところ。どんどん試合が入ってくるので、そこは早く修正して集中してやりたい」。3連敗のハノーファーは開幕から1分3敗となり、いまだ勝利を挙げられずにいる。

 今季から10番を背負う清武は「ドルトムントは強かった。1点目は不運なPKだったけど、ああいうので流れを持っていくというか、今シーズンのドルトムントは先制されても取り返す力がある。力の差はすごくあったかなと思う」と、完敗を認めるしかなかった。

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