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小林5か月、松井4か月ぶりゴールなどで磐田が2位死守!金沢は作田退場が…

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[9.13 J2第31節 金沢0-3磐田 石川西部]

 ジュビロ磐田が敵地でツエーゲン金沢を3-0で下した。2連勝の磐田は勝ち点を57に伸ばして2位をキープ。金沢はリーグ戦の未勝利が12戦に伸びてしまった。

 大宮が独走状態のJ2だが、2位以下は混戦。磐田は現在、3位C大阪と勝ち点3差の2位。「2位死守」と書かれたゲーフラが掲げられるなど、チーム一丸で自動昇格圏をキープしたいところだった。

 拮抗した前半になったが、磐田が先に試合を動かす。前半16分、MFアダイウトンとのワンツーで中央の混戦を抜けたMF小林祐希が豪快に左足ミドルを蹴り込み先制。前半のうちにリードを奪うことに成功した。

 6月以来勝利のない金沢も必死にゴールを目指す。後半11分には右サイドを深く切り込んだMF清原翔平のクロスをMF秋葉勝が右足で合わせる。しかしシュートはGKカミンスキーに阻まれ、ゴールとはならない。すると後半29分、DF作田裕次がFWジェイの決定機を阻止したとして一発退場。反撃の芽を摘まれてしまった。

 磐田は数的優位となった直後の後半32分、小林のスルーパスで抜けたジェイが左足で2試合連続となる今季17点目を奪い加点。同アディショナルタイムには途中出場のMF松井大輔が、5月9日の水戸戦以来の今季3点目を決めて、勝利を締めくくった。

「守備が安定しているチームに3点取れたのは自信になる」と話した名波浩監督は、「一つひとつ勝っていくこは当たり前ですが、月並みに、全力で頑張っていくだけです」と力を込める。

 4月5日の横浜FC戦以来のゴールを「久しぶりすぎて喜び方が分からなかった」と振り返った小林。「一戦一戦、トーナメントだと思って、チームのために、サポーターのために勝っていきたい」と意気込んだ。


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