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[選手権予選]行武4発の桐蔭学園、残り2分から逆転勝ちの麻布大附などが3回戦進出!:神奈川

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 第94回全国高校サッカー選手権神奈川県予選は20日、2回戦が行われ、桐蔭学園高麻布大附高三浦学苑高などが3回戦(10月18日)へ進出した。

 11年度の全国高校総体優勝校で、03年度以来の選手権全国大会出場を目指す桐蔭学園は平塚学園高と対戦。FW行武大希とMF山本暁哉のゴールによって2点を先取した桐蔭学園に対し、平塚学園は後半9分に左SB椎野大地が追撃ゴールを決めると、20分にFW土田聖也のスーパーゴールによって2-2の同点に持ち込む。だが、パスワークで相手の足を止めた桐蔭学園は終盤に個人技を交えた攻撃から連続ゴール。29分にFW中村陸八のスルーパスから行武が決めて勝ち越すと31分、32分にも行武が連続ゴールを決めて5-2で勝った。

 13年、14年の総体予選優勝校、麻布大附高と今年の総体予選4強の武相高との一戦は前半30分、FW松尾幸晟が獲得したPKをFW伊藤峻平が右足で決めて武相が先制する。武相が辛抱強い守りで1-0のまま試合を進めたが、サイドからの崩しと積極的な交代策で攻め続けた麻布大附は試合終了2分前の後半38分、左クロスをCB井藤駿太郎が頭で落とし、交代出場のMF岩田陸がハーフボレーを決めて同点。さらにアディショナルタイム突入後の43分、MF大木健汰の右アーリークロスを受けたFW峠優輝が切り返しから右足で決勝点を決めて2-1で逆転勝ちした。

 そのほか、昨年度準優勝の厚木北高は延長戦の末、旭高に2-1で勝利。12年度全国高校総体優勝校の三浦学苑は4-0で平塚江南高に勝利している。また今年の総体予選4強の横浜市立東高や伝統校の湘南高なども3回戦進出。なお、昨年度全国4強の日大藤沢高は3回戦から、プリンスリーグ関東勢でU-18日本代表FW小川航基擁する桐光学園高は準々決勝からそれぞれ登場する。

【神奈川】
[2回戦]
桐蔭学園高 5-2 平塚学園高
麻布大附高 2-1 武相高
慶應義塾高 1-1(PK4-5)湘南学院高
光陵高 0-6 相洋高
三浦学苑高 4-0 平塚江南高
横浜市立東高 6-0 多摩高
横浜創学館高 0-1 市立桜丘高
横浜創英高 0-3 向上高
旭高 1-2(延長)厚木北高
湘南工科大附高 2-1 日本大学高
藤沢清流高 2-0 星槎国際高
座間高 3-0 法政二高
湘南高 3-1 弥栄高

[3回戦]
桐蔭学園高 - 相洋高
三浦学苑高 - 厚木北高
湘南工科大附高 - 麻布大附高
横浜市立東高 - 湘南学院高
湘南高 - 市立桜丘高
藤沢清流高 - 向上高
座間高 - 日大藤沢高

[写真]桐蔭学園vs平塚学園
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