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町田天王山に完敗…残り9試合で9差も指揮官「まだ事が起こるポイント」

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[9.20 J3第29節 町田1-3山口 町田]

 5戦負けなしで迎えた大一番。今季2戦2勝と相性のいい相手をホームに迎えての一戦。負けるわけにはいかなかった。しかしそんな思いが空回りしたのか、序盤から攻め込みながらも得点を奪うことは出来ない。FC町田ゼルビアは、山口との天王山に1-3で完敗した。

 気持ちの入ったプレーを見せることは出来た。だがシュートは枠を捕えることはない。唯一の得点は1点ビハインドで折り返した後半5分のMF鈴木崇文の弾丸ミドル。やっとの思いで試合を振り出しに戻したが、その後の2失点で力尽きた。「我々にチャンスがあって、そういうものを決められないと主導権が渡ってしまう。追いついたところまでは良かったが、そのあとは少しずつ、少しずつ、相手に流れが行ってしまった」。試合後、相馬直樹監督はそう言って唇を噛んだ。

 ただ、ここで白旗を上げるつもりはない。残り9試合で9ポイント差。「まだ事が起こるポイント」とした指揮官は、「これで終わったわけではない。諦めずに切り替えて戦っていきたい」と、自らに言い聞かすように話していた。

(取材・文 児玉幸洋)


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