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ナポリ会長、九死に一生 洋上でヨットが炎上も無事救出

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 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が九死に一生を得た。乗船していたヨットが火災を起こしたが、無事に救出されたことがイタリアメディアで報じられている。

 報道によれば、20日午後にナポリ湾上でデ・ラウレンティス会長が所有するヨットの火災が発生。同会長のほか、夫人や息子ら12人が乗船していたが、全員がゴムボートで脱出してケガもなく救出されたとのことだ。

 火災の原因は不明だが、エンジンからの出火ではないかと見られる。イタリア『メディアセット』は次のようにデ・ラウレンティス会長のコメントを伝えている。

「幸い、すべて大丈夫だったよ。何が起こったのかは分からないが、船全体が炎上した。(エンジンが)ショートしたのかもしれない。怖かったかって? 我々と同じ状況なら誰だって怖がっただろうね」

 なお、元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏はたまたま付近に居合わせ、ヨットが炎上する様子の動画を『インスタグラム』に投稿。その時点では自身の古巣クラブの会長のヨットであることを知らず、フォロワーのコメントでその事実を知らされたとのことだ。

 火災の数時間後にはナポリがホームにラツィオをホームに迎え、5-0で勝利を収めた。デ・ラウレンティス会長は予定していた観戦が不可能になったとのことで、チームの快勝を見届けることはできなかった。

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