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[MOM1495]桐蔭学園FW行武大希(3年)_4ゴール1アシスト!桐蔭のエースが違い示す活躍で主役に!

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.20 全国高校選手権神奈川県2次予選2回戦 桐蔭学園高 5-2 平塚学園高 桐蔭学園高G]

 後半は平塚学園高の運動量が低下したことも考慮しなければならないかもしれない。それでも、鋭いターンと抜群のスピードを活かした抜け出しで再三DFを置き去りにしてチャンスを演出。そして絶妙なポジショニングで4ゴールをマークした桐蔭学園高FW行武大希がこの試合の主役だった。

 まずは前半5分、右サイドのスペースを突いたMF山本暁哉の折り返しを左足でゴールへ押し込んで先制点。後半7分にはPA内左の位置でボールを受けると、ゴールと逆側へのターンでDFを振りきって、柔らかい左足クロスで山本のゴールをアシストした。そして相手のスーパーゴールなどによって2-2に追いつかれて迎えた後半29分には、MF中村陸八のスルーパスに反応。DFのタックルを鮮やかにかわして右足でゴールネットを揺らした。さらに31分、32分にはいずれもPAでフリーとなって連続ゴール。4得点1アシストという抜群のパフォーマンスで勝利に貢献した。

 本人は「点は決めたんですけど、点を決める以前にミスとか多くてチームに迷惑をかけている部分あるので、得点以外にも決めるチャンスはありましたし、そういうところは追求していきたいです」と喜びは控え目。個だけではなく、よりコンビネーションで打開したいという思いもある。それでも、自主練習でのコーンドリブルなどで磨いてきたターンや緩急をつけたドリブルは十分に脅威となる武器。長身ストライカーはそのスピードで違いを生み出すこともできる。それでも「もっとやっていかないと上では通用しないと思います」と成長へ向けて貪欲な姿勢を示していた。

 勝ち上がれば準々決勝で対戦するライバル・桐光学園高のエース、U-18日本代表FW小川航基は上回らなければならない存在だ。「試合とか見に行って上手いなと感じました」とその実力の高さを感じているが、「(自分は)小川選手が持っていないところも持っていると思う。得点のところでも負けたくないです」と力を込めた。

 サッカーを好きになるきっかけとなったのは浦和時代にJ1得点王やJリーグMVPに輝いているFWエメルソンのプレー。また「アンリとかシュートとか人と違うリズムがある」という元フランス代表FWティエリ・アンリも憧れの存在だ。謙虚に成長を目指すFWは憧れの存在たちのようにゴールを量産してチームにより多くの白星をもたらす。

[写真]後半31分、ハットトリックを達成して笑顔の桐蔭学園FW行武

(取材・文 吉田太郎)
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