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「悪夢」「ミランのレギュラーにふさわしくない」「ひらめきが少ない」… 伊メディア、再び本田に酷評の嵐

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 ミランMF本田圭佑は、22日のセリエA第5節のウディネーゼ戦で先発出場したが、輝きを放つことができなかった。物足りない背番号10に対して、再びイタリアメディアが厳しい評価を浴びせている。

 ミラノダービー以降、トップ下としてのパフォーマンスが不十分だと批判されている本田。それでも、シニシャ・ミハイロビッチ監督はウディネーゼ戦で再び本田をトップ下として先発起用した。

 26分に出足の速いパスカットからチャンスメークし、前半のうちに2回、ゴール前に飛び込む場面も見せた本田だったが、3-0とミランが圧倒した前半で得点やアシストに絡むことはなかった。

 チームが後半の早い時間帯に2失点し、1点差とされると、ミハイロビッチ監督は本田を下げてMFアンドレア・ポーリを入れ、MFジャコモ・ボナベントゥーラをトップ下の位置に上げている。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は試合後、先制点を挙げたFWマリオ・バロテッリや2点目を挙げたボナベントゥーラを評価した一方で、本田は「悪夢」だったと酷評した。

 『ガゼッタ』は本田の精力的な奮闘を認めつつも、「輝くことができなかった」「これほどくすんだトップ下はミランのレギュラーにふさわしくない」と手厳しいコメントを突きつけており、負傷者が復帰すれば本田はポジションを失うとの見方を伝えている。

 また、『スポーツ・メディアセット』でも、本田はチーム最低の「5」という評価で、「前線で最もインスピレーションがない。目立ったのは交代したときだけ」とバッサリ。ミラン専門サイト『milannews.it』も、FWカルロス・バッカと並ぶ「5」とチーム最低評価で、「ひらめきが少ない」と批判した。

 ミランは27日の次節でジェノアと敵地で対戦するが、再び本田にチャンスは回ってくるだろうか。

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