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C・ロナウドを休ませることは考えないベニテス

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 レアル・マドリーは26日、リーガエスパニョーラ第6節のホームでのマラガ戦に臨む。ラファエル・ベニテス監督は試合に向け、FWクリスティアーノ・ロナウドを休ませるつもりはないという考えを示した。

 今季開幕から2試合の無得点で「ゴールがない」と騒がれたC・ロナウドは、その後のエスパニョール戦とチャンピオンズリーグのシャフタール・ドネツク戦で2試合8ゴールを記録。だが続くグラナダ戦、アスレティック・ビルバオ戦はまた無得点に終わっている。

 いずれの試合でもベニテス監督はC・ロナウドを90分間ピッチに残した。過密日程の中で疲労も懸念されるが、指揮官はエースの起用を続けることについて会見で次のように述べた。スペイン『マルカ』『アス』などが伝えている。

「チームにとって最も重要な選手は最も多くゴールを決めてくる選手、いつでもゴールを決めてくれる選手だ。だから彼を残そうとしているし、だから彼はより長い時間ピッチに立っている。クリスティアーノはゴールの確率が最も高い選手だ」

「シュートを打ち続けていることに変わりはないし、チャンスはある。フィジカル面では良い状態にあり、我々にとっては問題があるようには見えない。ゴール数の目標は設定していないが、たくさん決めてくれるだろう。彼が決めなくともカリム(・ベンゼマ)やヘセ、イスコが決めてくれるのは良いことだ」

 開幕4連勝だったバルセロナが前節セルタに敗れたことで、4勝1分のマドリーは首位に浮上した。

「良い数字ではあるが、レースは最初のコーナーで決まるものではない。今の段階で良い数字を出すために無理をするのは間違っているだろう」

「すべての大会で可能性を残して終盤に到達するために、良い数字を出し続けていかなければならない。今はまだ序盤であり、同じように仕事を続けていくことが重要だ」

 相手のマラガは開幕から5試合無得点。当然ながら未勝利で、最下位セビージャと並ぶ勝ち点2にとどまっている。

「良い状態のチーム、良い感触を伝えているチームだということは分かっている。だが運がないだけだ。組織的で、良い仕事をしているチームだが、試合によっては本当に不運だったこともあった」

「本来今の位置にいるべきではないような戦いはしている。自分たちが何をするのか分かっているチームであり、グラナダもそうであったように危険になる可能性があるだろう」

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