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山形、「みちのくダービー」ドローで18戦未勝利 降格にまた一歩…

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[9.26 J1第2ステージ第12節 山形1-1仙台 NDスタ]

 モンテディオ山形ベガルタ仙台による「みちのくダービー」は1-1のドローに終わった。勝ち点1を積み上げるにとどまった両チーム。最下位山形は何としても勝利が欲しい一戦だったが、3戦連続ドロー。勝ちなしは18戦にまで伸びてしまった。
 
 先制は山形だった。後半14分、MF小椋祥平のカットしたボールがDFの裏に入ると、MF川西翔太が反応。GKが前に出て混戦となってボールがこぼれるが、走り込んだMFロメロ・フランクが押し込んで、先制に成功した。

 しかし仙台もすぐに反撃する。後半22分、FWウイルソンが胸で落としたボールを左サイドで受けたDF石川直樹がアーリークロスを入れる。抜け出したFWハモン・ロペスがGKと1対1の状況を作り出すと、冷静に左足で流し込み、試合を振り出しに戻した。

 ダービーマッチということもあり、両チームの意地がぶつかり合った一戦。しかし互いに決めきることが出来ず、後半アディショナルタイムに仙台FW山本大貴がゴールネットを揺らしたかに思えたが、オフサイド判定で認められることはなかった。

 勝ち点1を積み上げた両チーム。しかし山形は勝ち点21と、J2降格にまた一歩迫ってしまった。リーグ戦の勝利は5月10日以来遠ざかっている山形。「残り5試合を戦っていくしかない」と話した石崎信弘監督。この日の観衆は1万3737人。サポーターのためにも、意地を見せたい。


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