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ブンデス100試合出場の清武、今季初ゴールも「勝ち点3は欲しかった」

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[9.26 ブンデスリーガ第7節 ボルフスブルク1-1ハノーファー]

 ブンデスリーガは26日、第7節2日目を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でボルフスブルクと対戦し、1-1で引き分けた。トップ下で先発した清武は0-1の後半12分に今季初ゴールとなる同点弾。チームの連敗を5で止めたが、開幕から2分5敗となり、またしても今季初勝利はならなかった。

 ブンデスリーガ公式サイトによると、「2トップ気味」でプレーしたという清武は「攻撃のときは基本、自由にしていた」と振り返る。前半21分、左サイドからドリブルで中に切れ込み、右足でミドルシュートを狙うと、同26分にはFWアルトゥル・ソビエフへ絶妙なスルーパスを通した。同29分にもFKからチャンスを迎えたが、シュートはGKに阻まれた。

「前半のスルーパスの場面だったり、FKの場面だったり、点を取れるチャンスはあったので、その中で勝てなかったというのは残念」。チャンスを生かせず、逆に前半40分に先制を許す苦しい展開。それでも後半12分、MFマヌエル・シュミデバッハの右クロスに走り込んだ清武が胸トラップから鮮やかな右足ボレーを叩き込み、1-1の同点に追いついた。

 今季初ゴールとなった芸術ボレー。ブンデスリーガ出場100試合目という節目の一戦で通算13ゴール目を決めたが、結果が引き分けに終わったことが悔しかったようで、「ボルフスブルクはチャンピオンズリーグとかもあって疲れていたので、あまり良いパフォーマンスではなかった。その中で勝ち点3は欲しかったかなと思う」と率直に語った。

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