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[関東]国士舘大3発勝利で首位キープ、神奈川大は早稲田大撃破で降格圏脱出…明治大FW和泉は脅威の4発

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JR東日本カップ2015
第89回関東大学サッカーリーグ戦1部


 第89回関東大学サッカーリーグ戦1部の第15節が26、27日に各地で行われた。首位に立つ国士舘大中央大に3-0で勝利し、首位の座をキープ。6連敗中の中央大は最下位に転落した。早稲田大は最下位に沈む神奈川大に1-2の敗戦。連勝を7でストップさせ、首位と勝ち点3差の3位へつけている。

 国士舘大中央大と対戦。前半16分にDF遠藤裕太(3年=瀬戸内高)のヘディングシュートで先制すると、後半18分にはMF諸岡裕人(1年=正智深谷高)が追加点。10分後の後半28分には得点ランキングで首位に立つFW松本孝平(3年=藤沢清流高)が今季15点目を決める。そのまま試合は終了し、3-0で白星獲得。直近3試合で13得点と攻撃陣が好調を維持するなか、守備陣も応えて5戦ぶりの完封で試合を終えた。

 敗れた中央大は泥沼の6連敗を喫すると、今季初めて最下位へ転落。7戦勝ちなし(1分6敗)で直近5試合では3得点15失点と苦しい状況が続いている。

 7連勝中の早稲田大は最下位の神奈川大と対戦。後半5分にCKの流れから先制されるも、同9分にはFW宮本拓弥(4年=流通経済大柏高)のPKで追いつく。しかし試合終了間際の43分にFW鈴木翔大(4年=日本航空高)にシュートを決められ、1-2で敗れた。連勝は7でストップした。一方の神奈川大は上位陣撃破で5戦ぶりの最下位脱出。10位へ浮上している。

 明治大桐蔭横浜大と対戦し、4-0の完封勝利で2連勝を果たしている。前半27分までにハットトリックを達成したFW和泉竜司(4年=市立船橋高)が後半21分には自身4点目を挙げ、全4得点を決める大活躍。今季は11位まで順位を落とす時期があった明治大だが、2戦連続の完封勝利で4位まで順位を上げてきた。桐蔭横浜大は直近2戦10失点で11位と降格圏に沈んでいる。

 慶應義塾大法政大と対戦し、0-0で引き分け、首位と勝ち点3差の2位。3戦勝ちなし(2分1敗)の法政大は6位へ順位を下げた。専修大駒澤大に2-0で勝利し、流通経済大順天堂大と1-1で引き分けた。

【第15節】(9月26日)

[味の素スタジアム西競技場]
駒澤大 0-2 専修大
[専]北出雄星(56分=補・中村駿介)、下田悠哉(82分=補・萩間大樹)

法政大 0-0 慶應義塾大

[フクダ電子アリーナ]
明治大 4-0 桐蔭横浜大
[明]和泉竜司4(8分&13分=補・瀬川祐輔、27分=補・柴戸海、76分=補・差波優人)

流通経済大 1-1 順天堂大
[流]渡邉新太(23分)
[順]米田隼也(13分)

(9月27日)
[早稲田大東伏見グラウンド]
早稲田大 1-2 神奈川大
[早]宮本拓弥(54分)
[神]寺前光太(49分=補・鈴木翔大)、鈴木翔大(89分=補・野路貴之)

国士舘大 3-0 中央大
[国]遠藤裕太(16分=補・荒木翔)、諸岡裕人(63分=補・花房稔)、松本孝平(73分)


●第89回関東大学1部L特集

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