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独紙評価:清武は「スーパー日本人」 独2大紙がベスト11に選出

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 26日に行われたブンデスリーガ第7節のボルフスブルク戦でハノーファーMF清武弘嗣が1-1の同点弾を決め、自身のリーグ戦100試合出場を自らのゴールで祝った。ドイツメディアでは、日本代表MFのプレーは軒並み高評価となっている。

 この一戦で、日本人選手7人目のブンデスリーガ100試合出場を達成した清武。57分には胸トラップからそのまま右足ボレーを放ち、強豪ボルフスブルクとの“ニーダーザクセンダービー”を振り出しに戻した。ブンデスリーガ公式ウェブサイトからマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた清武だが、各メディアでも高い評価を得ている。

 ドイツ『ビルト』は、清武のゴールがハノーファーのミヒャエル・フロンツェック監督を解任から救ったとし、両チーム単独最高点の「1」をつけてそのパフォーマンスを絶賛。「ドリームゴールを決めたスーパー日本人」と、第7節ベストイレブンにも選出している。

『キッカー』は清武をGKロン・ロベルト・ツィーラーとともにチーム最高タイの「2」として、マン・オブ・ザ・マッチ及び今節のベストイレブンにも選んでいる。そのプレーについては、「優れたテクニックと機敏な動きによって、相手はほとんどつかめなかった」と記し、ゴールのほか「アルトゥル・ソビエフの絶好機も演出した」場面も評価した。

 また地元紙『HAZ』の清武のプレーに対する評価は「1.5」と、チーム単独最高の採点となった。寸評では「ピッチ上のベストプレーヤーだった」と絶賛し、「常にチームメートの位置を把握している」とも記載。前節シュツットガルト戦で受けた打撲を感じさせなかったと続けている。

 連敗こそ5でストップさせたものの、いまだ勝利のないハノーファーは勝ち点2で最下位に沈んだままだ。10月3日に行われる次節では、ホームでブレーメンと対戦する。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)


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