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[シンガポール杯]新潟Sが多木のゴールで逃げ切り勝利、4年ぶり決勝進出へ王手

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[10.2 シンガポール杯準決勝第1戦 グローバル 0-1 新潟シンガポール]

 シンガポール杯は2日、準決勝第1戦を行った。アルビレックス新潟シンガポールは敵地でグローバル(フィリピン)と対戦し、1-0で先勝。2011年大会以来、4年ぶりの決勝進出に王手をかけた。

 シンガポール国内で続く連日のヘイズ(煙害)による大気汚染のため3度目延期となったこの試合。ホーム&アウェー方式で行う準決勝で新潟Sが対戦するフィリピンからの招待チームのグローバルは、外国人枠に日本人3選手を擁し、この試合でDF柳川雅樹とMF星出悠が先発出場。FW鈴木規郎とフィリピン代表に名を連ねる浦和レッズユース出身のMF佐藤大介は累積警告のため出場停止となっている。

 新潟Sは前半8分にMF木暮郁哉が相手のクリアボールをダイレクトでボレーを放つなど序盤から木暮を中心に攻め込んだ。前半終了間際の同44分にはゴール正面でFW井畑翔太郎が倒されて、FKを獲得。これを木暮が直接狙ったが、わずかに左に外れ、スコアレスで前半を終えた。

 敵地で試合を優位に進める新潟Sは後半8分に先制に成功する。縦パスを受けた井畑のポストプレーから右で受けたFW多木理音がドリブルでPA内に侵入して右足シュート。これがGKに当たりながらも威力が勝り、ゴール左隅におさまった。

 その後も新潟Sは後半18分に木暮がミドルシュートを放つなど最後までゴールに迫った。しかし、追加点を挙げるには至らなかったが、フィリピン王者の反撃をゼロに抑え、1-0で逃げ切った。4年ぶり決勝進出をかけて11月下旬に第2戦をホームで戦う。

(提供 アルビレックス新潟シンガポール)

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