beacon

「モウリーニョは暴君」 好印象のプティ氏も、カルネイロ女医との一件には不快感

このエントリーをはてなブックマークに追加

 元フランス代表でチェルシーに所属した経験があるエマニュエル・プティ氏は、ジョゼ・モウリーニョ監督に好印象を持っている。しかし、最近の行いの一部は度が過ぎていると感じているようだ。

 プティ氏は現役時代にモウリーニョ監督の下でプレーしてみたかったと、『パフォーム』の独占インタビューで語った。

「ジョゼ・モウリーニョのことは好きだけど、最近は彼のダークサイドの方が前面に出ているという印象を受ける。考えの読めない暴君だ」

「彼のことは本当に好きだ。彼の下でプレーしてみたかった。だから残念だね。彼にはクレイジーな側面があると思う。それが好きだよ。従順とは対極にいて、思ったままを口にする。自分のやり方とアイディアに絶対の自信を持っていて、まるで教祖のようだね」

 プティ氏は、モウリーニョ監督が手にしていた結果がすべてを物語ると考えている。

「彼が率いたすべてのクラブでやったことを成し遂げられた者は誰一人いない。モウリーニョは愚かでムカつくし、誇大妄想だと言う人もいる。でも、正直にならないとね。彼は率いたすべてのチームで優勝してきたんだ。レアル・マドリーでチャンピオンズリーグを逃した以外はね」

 ただし、エバ・カルネイロ女医と間で起きた騒動については「気に入らない」と述べた。

「もし、プライベートでのことで、それがリークされたならまだ分かる。でも、あれは公の場でみんなが見ていた。彼女に対する侮辱を隠さなかった。相手を貶めて侮辱したんだ。彼女が仕事に戻りたがらないこともうなずけるね」

「ジョン・テリーに対してだったら、『聞いてくれジョン、これがサッカーだ』なんて言うだろうね。ジョン・テリーという名前であろうと、プレー次第で控えに回る。それは誰にとっても同じことだ」

●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP