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乾、3戦連続先発も好機生かせず…完封勝利のエイバルは5試合ぶり白星

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[10.3 リーガ・エスパニョーラ第7節 ラス・パルマス 0-2 エイバル]

 リーガ・エスパニョーラは3日、第7節を行い、MF乾貴士の所属するエイバルラス・パルマスのホームに乗り込み、2-0の完封勝利を収めて5試合ぶりの白星を獲得。乾は3試合連続で左サイドハーフのポジションで先発出場を果たし、後半41分までプレーした。

 試合開始早々の前半1分にMFアドリアン・ゴンサレスがクロスバー直撃のシュートでゴールを脅かしたエイバルが、同7分に先制に成功する。敵陣深くでボールを受けた乾が後方のDFダビド・フンカにパスを送ると、フンカのピンポイントクロスをMFサウール・ベルホンが蹴り込んでスコアを1-0とした。

 その後ラス・パルマスにゴールを脅かされる場面を作られながらもGKアシエル・リエスゴを中心とした守備陣がゴールを守る。すると前半45分、左サイドを突破した乾がグラウンダーのクロスを送るがFWボルハ・バストンにはわずかに合わずに追加点とはいかなかった。

 1-0のまま後半を迎えると後半17分にエイバルが追加点を奪取する。相手のクリアボールに反応したフンカがミドルレンジから狙ったシュートは相手DFにブロックされるが、浮き球をバストンが胸トラップから鮮やかなボレーシュートを叩き込んでリードを2点差に広げた。

 その後も好機を生み出すエイバルは後半21分、左サイドから切れ込んだ乾がシュートを狙うが相手DFにブロックされてしまう。さらに同22分にはスルーパスに反応した乾がゴール前でボールを受けるが、相手DFに寄せられてシュートまで持ち込めなかった。すると同41分に乾はベンチに退き、FWケコが交代でピッチに送り込まれた。

 スコアは2-0のまま動かずに試合終了のホイッスルが吹かれ、エイバルがアウェーで勝ち点3を獲得した。


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