beacon

テリーが先発復帰も…チェルシーはサウサンプトンに逆転負け喫し今季4敗目

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.3 プレミアリーグ第8節 チェルシー1-3サウサンプトン]

 プレミアリーグは3日、各地で第8節を行った。チェルシーはホームでDF吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦し、1-3で敗れた。ベンチスタートの吉田は後半アディショナルタイムから出場している。

 調子の上がらないチェルシーは、DFジョン・テリーが先発出場。MFネマニャ・マティッチがベンチスタートでMFラミレスが入り、FWジエゴ・コスタが出場停止中のため、FWラダメル・ファルカオが移籍後初先発となった。

 先制したのはチェルシーだった。前半10分、左サイドでFKを獲得し、これをMFウィリアンが蹴る。鮮やかな弧を描いたボールが右ポストをかすめながらゴールにおさまり、先制点。ウィリアンは公式戦3試合連続ゴールとなった。

 対するサウサンプトンは前半16分、MFドゥサン・タディッチのパスを右で受けたMFスティーブン・デイビスが右足ミドル。同41分には、MFサディオ・マネのスルーパスに抜け出したDFライアン・バートランドが角度のないところから左足シュート。果敢にゴールに迫ると、同43分にリスタートから前線へのフィードをFWグラツィアーノ・ペッレが胸で落とし、デイビスが右足ボレーを叩き込み、1-1で前半を終えた。

 後半立ち上がり猛攻を仕掛けたサウサンプトン。後半15分、ペッレの縦パスからマネがテリーを体で押さえて前を向き、右足シュートを流し込んで2-1と逆転に成功。さらに同27分、カウンターからマネのパスを受けたペッレが右足シュートをゴール右に決め、3-1とリードを広げた。

 チェルシーはボール支配率こそ60%を越えていたが、決定機をなかなか作り出すことができず、流れの中から得点を挙げることはできなかった。試合はそのまま1-3で終了。チェルシーは3試合ぶりの黒星を喫し、今季4敗目となった。

●欧州組完全ガイド
●プレミアリーグ2015-16特集

TOP