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アダイウトン&家長が鮮やかボレー競演…首位攻防戦は互いに譲らずドロー決着

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[10.4 J2第35節 磐田 2-2 大宮 ヤマハ]

 J2は4日、第35節を行い、ヤマハスタジアムでは2位のジュビロ磐田と勝ち点差10で首位に立つ大宮アルディージャによる首位攻防戦が行われ、2-2で引き分けた。

 いきなり試合を動かしたのはホームの磐田だった。前半6分、GKカミンスキーからボールを受けたMF川辺駿が最終ラインの裏へとパスを送ると最前線のFWジェイが反応。ジェイの突破はGK塩田仁史に阻まれるも、こぼれ球をMFアダイウトンが冷静に流し込んでスコアを1-0とした。

 さらに攻勢を掛ける磐田は同14分、華麗なボールタッチで中央突破した川辺が粘り強くPA内までボールを運ぶと塩田までかわしてシュートを放ったが、スライディングでカバーに入ったDF横山知伸にクリアされて追加点とはいかず。しかし同21分、MF上田康太のFKをジェイが高い打点のヘッドで折り返すと、ゴール前に走り込んだアダイウトンが胸トラップからの鮮やかなボレーを突き刺してリードを2点差に広げた。

 磐田が2-0とリードしたまま後半を迎えると、まずは1点を返したい大宮が後半19分、MF金澤慎がミドルシュートを放つもボールはゴール右へと外れた。しかし同25分、MFカルリーニョスのパスを受けたFW家長昭博が巧みなコントロールでボールを浮かして相手DFを翻ろうすると、落ち際を左足ボレーで合わせてネットを揺らし1点差に詰め寄った。

 さらに後半36分、MF泉澤仁の縦パス一発から抜け出したFWムルジャが、飛び出したカミンスキーの頭上を抜くループシュートを沈めて大宮が試合を振り出しに戻す。その後両チームともに決勝ゴールを狙ったが、同41分のMF松井大輔の枠内を捉えたシュートが塩田の横っ飛びのセーブに阻まれるなど、2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。


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