beacon

大久保2発、宇佐美との“直接対決”に完勝!ゴンの記録更新にも意欲「今年中には」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[10.4 J1第2ステージ第13節 川崎F5-3G大阪 等々力]

 絶好調のエースが、大乱打戦に決着をつけた。2点リードを追い付かれて3-3で迎えた後半30分、川崎フロンターレはエリア内を突破したDF車屋紳太郎がファウルを誘いPKを獲得。「すごく緊張した」というFW大久保嘉人だが、GKの逆を突くシュートをしっかり蹴り込み、決勝点を奪った。

 川崎Fはこれで4連勝。大久保は前節こそゴールはなかったが、この日の2ゴールでここ4戦6発と大爆発だ。試合前に19得点で並んでいたFW宇佐美貴史との“直接対決”も制して、得点ランキングは単独トップに浮上。FW佐藤寿人があと1ゴールに迫っていることで話題になっているJ1通算得点ランキングでも1位のFW中山雅史(沼津)の157得点にあと3ゴールに迫った。J1リーグ戦は残り4試合。「(中山の記録更新は)今年中には」と明確な目標も口にした大久保。史上初のJ1リーグ3年連続得点王を獲得した先に、Jリーグ史上最高のストライカーの勲章が輝いている。

(取材・文 児玉幸洋)

●[J1]第2ステージ第13節2日目 スコア速報

TOP