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ウェリントン弾でC大阪粉砕…福岡が上位対決制して3位浮上!!

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[10.4 J2第35節 C大阪 0-1 福岡 ヤンマー]

 J2は4日、第35節を行い、ヤンマースタジアム長居では3位のセレッソ大阪と勝ち点差1で追う4位のアビスパ福岡による上位対決が行われ、福岡が1-0の完封勝利を収め、C大阪をかわして3位に浮上した。

 序盤からシュートチャンスを作ったのはアウェーの福岡だった。前半17分に左サイドのMF末吉隼也のクロスからMF城後寿がヘディングシュートを放ったがGK丹野研太の正面に飛び、さらに同23分にはMF鈴木惇のパスからPA内に持ち込んだ城後が狙うもボールはゴール右へと外れた。一方のC大阪は同39分、右サイドのDF田中裕介のクロスからFW田代有三がヘッドで狙ったが、GK中村航輔の守備範囲に飛んでしまう。

 スコアレスのまま後半を迎えると、後半6分にC大阪が好機を創出する。自陣からMF扇原貴宏が送ったロングボールに反応してPA内に進入したDF丸橋祐介が胸トラップからバイシクルで狙ったが、ボールはわずかに枠上に外れてしまった。

 すると後半12分にアウェーの福岡が先制に成功する。中村が蹴り出したゴールキックがC大阪最終ラインの後方まで飛ぶと、FWウェリントンが右足ダイレクトで合わせてゴールに流し込み、スコアを1-0とした。さらに同18分、鈴木の蹴り出したFKをゴール前でフリーになったウェリントンがヘッドで叩き込み、リードを2点差に広げたと思われたが、これはその前にファウルがあったとして取り消される。

 反撃に出るC大阪は同23分、田中のスルーパスから抜け出した田代が決定機を迎えるも、シュートは距離を詰めた中村にストップされてしまった。その後もC大阪が圧力を掛け続けるが、福岡が粘り強い守備でゴールを守り抜き、1-0の完封勝利を収めた。


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