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ドルトムント粉砕に満足のグアルディオラ、ボアテングのプレーを絶賛「信じられないパス」

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 バイエルンは4日、ブンデスリーガ第8節のドルトムント戦に5-1で圧勝した。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、先制点やチーム3点目をロングフィードでアシストしたDFイェレメ・ボアテングを絶賛している。

 開幕7連勝で首位のバイエルンと開幕7試合負けなしで2位につけるドルトムントのビッグマッチは、終わってみると、バイエルンの大勝だった。

 ユップ・ハインケス氏が3冠を達成した2012-13シーズンの勝ち点24のリーグ史上最高のスタート記録に並び、さらに得失点数(28得点4失点)では、その当時の記録を塗り替えている。

 グアルディオラ監督ももちろん、この結果に満足の様子だ。試合を振り返り、以下のように述べた。ドイツ『シュポルト1』が伝えている。

「我々は多くのチャンスをつくり出せていなかったにも関わらず、先制することができた。それで落ち着いたんだ。2-1のスコアが続いていたら、後半はこのドルトムント相手だと難しくなっていただろう」

 グアルディオラ監督は、後半開始直後にボアテングがアシストしたFWロベルト・レバンドフスキによるチーム3点目が勝敗を決定づけた分析した。

「ジェロームからの信じられないパスをロベルトがスーパーにコントロールしたんだ。ビルドアップに関して、ジェロームはベストに入る選手だね。彼の相手ディフェンスラインの間に向けた、レワンドフスキや(トーマス・)ミュラーへのディアゴナルパスは最高だ」

 ボアテングからのボールを沈め、先制弾を決めたミュラーは試合後、ボアテングを『カイザー』(フランツ・ベッケンバウアー氏のニックネームで「皇帝」の意)と称した。

 だが、グアルディオラ監督は「フランツ・ベッケンバウアーはナンバー1だ。ジェロームはジェロームだ」と話し、チームについて次のように続けている。

「私はこの試合に限らず、最近数カ月の試合に関して、チームにおめでとうと言うよ。今日もうまくやった。非常に満足している。欧州トップクラスのチームに勝ったんだからね。 以前も話したが、ドルトムントに自由を与えたら、我々を破壊してくる。だが、 我々は彼らを非常にうまくコントロールできたんだ」


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