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“爆撃機”G・ミュラー氏がアルツハイマー病に…ルンメニゲ「彼がいなければ今のドイツサッカーは存在しなかった」

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 かつてバイエルンでプレーし、ドイツ代表としてもゴールを量産したゲルト・ミュラー氏がアルツハイマー病を患っていることをバイエルンの公式ウェブサイトが伝えた。

“爆撃機”の愛称で親しまれたミュラー氏は、1964年から79年までバイエルンでプレーして585試合出場533得点という記録を残し、ドイツ代表としても62試合68得点と脅威的な得点力を発揮してEURO72と74年W杯を制す原動力となった。

 クラブ公式ウェブサイトによると、11月3日に70歳を迎えるミュラー氏は長い間アルツハイマー病に苦しんでおり、今年2月からは家族のサポートを受けつつ、専門家の治療を受けているようだ。

 カール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、「ゲルト・ミュラーは世界のサッカー界のレジェンドの1人だ。彼がいなければ、今のバイエルンとドイツサッカーは存在しなかった。彼は素晴らしい選手だったし、友人だ。バイエルンファミリーにはゲルトの居場所が常にある」とコメントしている。


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