今季からレスター・シティに加入した日本代表FW岡崎慎司は、開幕から全試合に出場するなど定位置を確保しているが、その陰でライバルがストレスを溜めている。クロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチは、出場機会が少ないことが大いに不満のようだ。

今年1月にレスターに加入したクラマリッチは、昨季は10試合に出場したが、今季はわずか1試合、17分間しかプレーしていない。開幕前にはポジション争いの厳しさを覚悟していると語っていたが、6月にナイジェル・ピアソン監督が解任され、新しくクラウディオ・ラニエリ監督が就任したことが影響していると考えている。

「なぜ僕がプレーできないのが、理由が分からない。ピアソンとラニエリは大きく異なっているんだ。ラニエリは、より多くの守備への貢献を求めて、前線ではどんなプレーをしてもいい」

　自分が出場していない状況で、レスターがプレミアリーグで5位と開幕から好調であるため、心境は複雑なようだ。

「ラニエリはあまり社交的ではなくて、どちらかといえば内向的だけれど、チームの調子は良い。ファンは僕を愛してくれているし、サポートしてくれる。僕が少しのチャンスしか与えられないことを残念がっているんだ。僕はもっと多くプレーするだけの力があると思うし、そうすれば信頼を得られると思うけれど…今後どうなるかは分からない」

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